OPP母ちゃんが本気でOPP改善に挑む!ストレス性便秘IBSって何だ?
○トイレで大きい方しても、すっきりしないなぁってこと、ありませんか?
○下したり、便秘したりを繰り返していませんか?
私、出産を機に便秘になりまして。それまでは、「便秘なんて他人事」と思っていました。実際便秘になってみたら、辛いのなんの。
加えて、少しお腹が冷えるとソッコーお腹を下し、OPP(お腹ぴーぴー)母ちゃん。
便秘と下痢を繰り返す毎日でした…。
そんな時、手に取ったのがこちらの本。
日本屈指の大腸・肛門病専門医の山名哲郎先生の著書。
メディアでも紹介されている先生なので、ご存じの方もいるでしょう。
便秘の解説から、治療法まで分かりやすく書かれています。
1)そもそも、便秘の定義って何なのだろう?
“本人が排便のことで不快・苦痛を感じる状態。”
毎日排便があっても、4回に1回は強くいきまないと出なかったり、残便感やお腹の張りで苦しい、という場合も便秘といえるんだとか。
“逆に、排便がたとえ1週間に1回でもスムーズに出ていて本人が不快でも苦痛でもなければ問題はありません。”
えー!そうなんだ(驚愕)。
1週間も出ないなんて、不安になるレベルだけど、それが平気な人もいるのね。
2)私の便秘は何タイプ?
便秘には大きく分けて3つのタイプがあります。
①スーパー便秘
直腸に何か問題があり、下剤や食物繊維が逆効果になるタイプの便秘。
原因1 直腸の変形・・・なかでも中高年の女性に多いのが「直腸瘤」。
いきむと、出産や加齢によって弱くなった直腸と膣の間に圧力が加わり、直腸が膣のほうへ膨らんでポケットのようなものができてしまう。そこに便が溜まってしまう状態
原因2 ア二スムス・・・骨盤底筋の緊張によって肛門が閉じてしまうために起こる便秘。
②ストレス性便秘
過敏性腸症候群(IBS)・・・お腹の張りや痛み、不快感が強い。腸壁が緊張してけいれんを起こし、大腸の一部が狭くなっている。
③ふつうの便秘
弛緩性便秘・・・女性に多く、10代の思春期から始まる人が多いのが特徴。
大腸のぜん動が弱く、便がなかなか先に進まない。
便秘は個人差がとても大きいもので、精神科系の病気と併発していたり、服用している薬が関連していたりと、複合的な要因で便秘になっている人は少なくないのだそう・・・!
本書にあるチャートで自分の症状をチェックをすると、私思いっきり「ストレス性便秘」に当てはまりました。
がーーん。ストレス、あまり感じてないと自分では思っていたけど…。
子育ては大変だけど、適当にやっているし、家事もまぁ適当だし、人間関係も適当。←全部適当
人間関係がストレスの大きな要因になりそうだけど、日常的に会話するのが夫と子供、生協さんと、佐川とヤマトのおじちゃんくらい。時にママ友。
こんなのんびり主婦の私が「ストレス性便秘IBS」なんて、名乗っていいのか?
一所懸命に働いている方々に申し訳立たなくないか?
なんて気がしないでもない…。
3)腸は第二の脳!~ストレス性便秘(IBS)をもっと知る
過敏性腸症候群(IBS)は、検査しても器質的な異常が見つからないのに、腹痛やお腹の張り、不快感を伴う便通異常がある病気。
排便の変化と関係した腹部症状があります。
また、腸壁が緊張してけいれん(激しい収縮運動)を起こし、大腸の一部が狭くなっているのだそう。
IBSには国際的な診断基準もあるほど、世界的に認知されています。
IBSにも種類があり、日頃の便の状態によって
・便秘が多い「便秘型」
・下痢が多い「下痢型」
・下痢と便秘を繰り返す「混合型」
・分類ができない「分類不能型」
に分けられます。
女性には便秘型と混合型が多く、男性には下痢型が多いそうです。
私は「混合型」に当てはまりそう。
○腸は第二の脳!どうしてストレスが強いとお腹の不調に繋がるの?
“実は、脳と腸とは、「脳腸相関」とも呼ばれる密接な関係にあり、自律神経のネットワークでつながっています。“
“脳と腸の神経構造は似ていて、自律神経の影響を敏感に受けることから、腸は「第二の脳」
とも呼ばれています。“
ドキ。自律神経の話が、まさか便秘の本で出るとは。
実は私、10代の頃、自律神経失調症になったことがあるんです。
そうそう、その頃もよくお腹壊していたな~!
私は自律神経のバランスに気をつけないと、便秘や下痢を起こすタイプかもしれない。
“セロトニンは、精神状態や身体のリズムに大きく関わる大事な神経物質”
“体内のセロトニンの95%が腸で作られているという”
95%!???
腸大事じゃん。
セロトニンの不足がうつ病の発症とも関わっているらしいし、腸ってタダものじゃないな。
腸を大事にしないと、心身の健康も損なわれるのね。
4)ストレス性便秘(IBS)を改善しよう! <実践編>
○治療は、生活習慣の見直しと薬物療法。
市販の下剤は逆効果になることもあるので要注意!
便形状改善薬、消化管感度調整剤、男性に「塩酸ラモセトロン」。
便秘が主体の人には便軟化剤、整腸剤。
不安やうつ症状がひどい人には抗不安薬や抗鬱薬を組み合わせる場合もある。
まず私は病院に行く前に、生活習慣を見直すことにしました。
○自律神経を整えるには、生活習慣を見直すこと!!
・早寝早起き
・三食決まった時間に食事
・休日も寝だめしない
・汗ばむ程度の運動→汗をかくだけで、自律神経がリセットされる!
・半身浴
・お腹を温める
・ストレスと上手に付き合う
規則正しい生活と食生活はまぁまぁクリアしていると思うので、それ以外に生活に取り入れたこと。
全部簡単だし、当たり前のことかも(汗
まず実践してみて驚いたのは、私、ものすごーく運動不足だったってこと。
田舎在住なので車移動が基本だし、小さな子供がいると外で運動もできない。
なので、家の中でできる・簡単・短時間なテレビ体操は自分に合ってた!
体を動かすことで、朝から心も体もすっきり!
あとは、いつもの食事に+雑穀。手軽に食物繊維を補える・・・気がするの・・・。
暑くても、温かいor常温の飲み物をこまめにとる。
半身浴はね、無理ですね。ゆっくりバスタイム~♪で心身を癒したかったけど、仕方ない。
ストレス解消は、週末は夫に子どもたちをお願いし、ひとりタイム確保!!
図書館で静かに本を読んでみたり、一人でぶらぶら買い物したり。
良い気分転換になって、夫にも子供にも優しくできる(重要)。
混合型IBS改善生活の結果はいかに!!
意識して冷たいものを避けていたので、ひどく下すことはなくなりました!
朝白湯を飲み、体操をして、キッチンに立っていると便意を感じるように。
今までは忙しいからとトイレに行くのを後回しにしていたけど、すぐにトイレに行くようにしたので、すごくスッキリ!!!
でも、この最中風邪をひき、食事をまともに摂らなかったら案の定便秘に。
風邪が治って、食欲も戻るとお通じも良くなりました。
冷たいもの、出来るだけ摂らないようにしているんだけど、私ビールやアイスが大好きなんです・・。どうしよう。我慢できるのか!??
本書では、他にも便秘改善のヒントが紹介されています。
また、こ~んなものたちは胃腸の負担になるので、美味しいのですがなるべく控えるのが望ましいっ!
(私も大好きなものばかりです…ビール…飲みたい…)
私はこれらを一切断つのは無理…
我慢しすぎは心に良くない。美味しいものは、心の栄養でもあるのです。
お腹の調子と相談しつつ、「ちょうどいい」ところを探るのが今後の課題です~!
この記事を書いた人